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2010年12月12日日曜日

金と銀の1975~今までの推移










こうやってみると、銀の急上昇もそんなに違和感ない感じか・・・
ゴールド・シルバーレシオの下限を下抜こうなら、銀の急上昇がきてもおかしくはないということかしら?
ということは???
GSR(ゴールドシルバーレシオ)とは、金価格と銀価格の比率を示した指標のことで、GSRの計算式は、1グラムの金の価格÷1グラムの銀の価格です

このGSRは、景気の先行指数としても株式市場からも注目されており、GSRの値が縮小している時は景気の拡大期と見ることができ、GSRの値が拡大している時は景気の縮小期と見ることができます

またGSR(ゴールドシルバーレシオ)は、金と銀の価格を比較し続けることで、現在と将来の経済環境を分析し予測できる1つのツールでありますが、GSR算出に利用される金は、プラチナについで非常に希少価値の高い非鉄金属で、

昔は、その希少価値の高さから通貨としても利用され、現在でも、金は有事の時に資金の逃避先として買われる究極の通貨ともいえます

それに対して、GSR(ゴールドシルバーレシオ)算出に利用される銀は、金ほど希少価値は高くありませんが、銀はすべての金属の中で、電気と熱の最高の伝導性があるため、様々な工業用製品の需要があり、近年はますます工業用製品の需要が増加している為、景気の動向に銀価格は左右される傾向があります。

このような金と銀の特性を利用したGSR(ゴールドシルバーレシオ)は、単に景気の動向を予測する為だけに活用するのではなく、金の特徴を利用して、世界の金融市場の混乱を予測する指標としても活用でき、世界的に金融市場が混乱し、

砂上の楼閣のようなペーパーマネーに対する通貨不安が起きGSRの値は上昇を始め時は、NYダウS&P500日経平均株価を始めとする世界の株価指数は下落しやすい環境に突入したと見ることができます

ちなみに、GSR(ゴールドシルバーレシオ)の過去データを見ると、GSRの値は最大で100ぐらいで、最小で15くらいであり、GSRの値がどちらかに極端に振れるということは、経済環境が大きく変化する兆しともいえるため、株式市場などの金融市場では大きな価格変動が起きやすくなることは必然なのでしょう

(私のコメント)

この上記の記事を鵜呑みにするなら・・・銀が大きく買われて金も買われてGSRの比率が思いっきり下がれば、S&Pやダウ等も上昇へ!!
ということだけど、1980年付近のダウは上がっていない。。




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