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2010年5月9日日曜日
7、80年循環で起こる日本からの資金流出事件☆
当時の江戸は1858年
日米修好通商条約が結ばれました☆
僕は日本史専攻ではないので、背景は皆さんのほうが詳しいかと思います(日本歴史の坂本竜馬も知らないので)
この条約の中での取り決めに、
日本と外国の貨幣の同種同量交換というのが決められました。
当時の日本は、金と銀の金銀2本位制を採用しており、
金1に対して銀4.65の交換比率でした。(話をわかりやすくするために金1に対し銀5とする)
対する諸外国は、金1に対して銀15.3の交換比率です。(金1に対し銀5とする)
どうして、諸外国との交換比率との差が生じているか??
この点は疑問ですが、
投資家の視点は、このサヤにあります!!
外人投資家は、まず日本に自前の銀5(当時はメキシコ銀が主流だったそうです)を持ちこみます。
すると、日本では銀5と金1を交換してくれるので、交換してもらった金1を外人投資家は自国に持ち帰り
金を一旦、延べ棒にしなおします(日本の金なので、自国では通用しないため?)
そして、改めて金1を自国で銀15に交換します。
そして、また日本に来て
今度は銀15と金3を交換します。
次は、自国に戻って、金3を銀45に・・・・・・・・・・・・・・・
という流れの繰り返しで、もともと銀5が三倍・三倍・三倍と増えていくという笑いが止まらない状況を生み出す温床となり、
日本から、金がなくなりました。(日本は本当にジパングだったんですよ笑)
そら、なくなりますよね^^
そして、さすがに金がなくなってくもんだから
やばい!!って事で幕府は
日米通商条約の変更を申し出る勇気はありませんから、
金と銀との交換比率の変更をせざるとえない状況となり、諸外国と同じように交換比率を
金1に対して銀15と変更することにしました。
自国の通貨の価値を3分の1にしたことで、日本に物価の高騰が起こります。
今まで、銀5枚で買えてた米が3倍の値に変わったんですから、そら~苦しみますよね><
当時がどれだけの物価高騰になったかわかりませんが、これが結果倒幕の流れへと向かったのだと・・・
さて、僕らは過去の歴史から何を学ばないといけないか??
あまりに搾取されすぎると、
ヤバいんでね??
ってことです。
この江戸事件から80年後もまた、日本から資金が外国に逃げる事件がありました。
金解禁事件です。1930年(ちょうど世界恐慌の時も重なりましたね)に起こる。
長くなるので、説明省きますが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%A7%A3%E7%A6%81
単純に金解禁のあと、2億3000万が海外に流れました。
企業物価戦前基準指数が当時、1930年0.885
2008年は737
なので、なんとなくの規模がわかると思います。
さて、1930年から80年後の2010年
どんなシナリオが待ってるのでしょうか???
日本のお金が海外に流れる、不思議な政策が一つ4月から始まりました。
何かは、書けませんが
待ってるシナリオは、なんとなく想像がつくかと思います。
なんかいろいろ
iシェアーズiBoxx 米ドル建てハイイールド社債
2001年に英国ロンドンに設立されたインターナショナル・インデックス・カンパニー社(IIC)が組成した債券指数です。ハイイールド社債とは普通、S&Pなどの格付けで投資適格ギリギリのBBBを含め、それ以下の不適格債券の事を言います。
当指数においては、Ba1以下の非常に低い格付けの社債や、無格付けの社債を中心に構成された指数です。このため、投資適格債券などに比べるとリスクが高い事から、リターンも高くなります。
したがって、投資適格債券と異なり、信用リスクが高まると債券価格は下落し、リスクが無くなると上昇します。この値動きは比較的株価指数と連動した動きとなるため、一般の債券と違って、リスク逃避向けの資産とは言いがたい側面があります。
http://558110.info/iBoxx$HighYieldCorporateBond.html
ものごっつ、信用リスク高まった感がありありですな(^^;)
チャート的には、ユーロドルの週足と似てる感はあります。
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