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2010年11月28日日曜日

なるほどと思った中国派閥






上段(上海閥・太子党系)左から、江沢民、曽慶紅、習金平。


下段(北京閥・団派系)左から、鄧小平、胡錦涛、温家宝、李克強。



金貸しは国家を相手に金を貸す・・・から抜粋




・ロスチャイルド系は、北京閥・団派系とつながり、中国への外資企業の進出や中国商工銀行等の設立を支援してきたと思われます。ゴールドマン・サックスや、最近、香港に本拠地を戻したHSCB(香港上海銀行)がバックで動いています。
・D.ロックフェラー系は、上海閥・太子党系とつながり、軍事産業の拡大や石油のエネルギー覇権を後押ししていると考えられます。また、D.ロックフェラーにとって、既得権益を守り周辺国と敵対する太子党は非常に都合がいい。
鄧小平とロスチャイルド
鄧小平は16歳でフランスに留学しロスチャ系のルノーで働いていました。1922年に中国少年共産党に入党し、その後、中国共産党ヨーロッパ支部の指導者となります。しかし、フランス政府に危険分子と見なされ、警察に国外追放令を出されます。この時、ソ連への逃亡の手助けをしたのがロスチャイルドと関連のなるルノーの重役であり、彼がその後のロスチャイルドと鄧小平とのパイプ役となります。
鄧小平は、毛沢東時代に文化大革命により何度か追われて逃げ、毛沢東の死後、国家主席となり改革・開放路線を走り始めます。経済特区を作り、工業生産を発展させた裏にはロスチャイルド系の支援がありました。 現在中国国内は、この鄧小平からの流れである団派(共産主義青年団)太子党との闘いになっています。 この団派、太子党とは何なのか?
●団派(共青団)とは? 団派は故鄧小平が育てたインテリ層です
共青団という組織を上り詰めて、現行の執行部を担っています。胡錦濤や温家宝のように、この団派の段階で次期トップが決定されます。現在の第5世代である胡錦涛(共産党総書記・中央軍事委員会主席、国家主席)は、すでに鄧小平が決めていました。団派としては胡錦涛の次は、李克強を次期国家主席とする予定でした。
中国共産主義青年団 以下るいネット「中国の権力派閥の1つ「団派」」より、抜粋引用。

団派は、青年が共産主義を学習する学校として機能しており、実質中国共産党の予備軍である。直接中国共産党に入党することも可能であるが、将来共産党高級幹部を目指すためには先ず共青団に入団し、共産党に入党するのがエリートコースとされている。この中で次の総書記・国家主席も決められる。(以下、一部省略)
・胡錦涛(1984年12月-1985年11月)-
第4世代→現在の国家主席 ・李克強(1993年05月-1998年06月)-
第5世代→現在の常務副総理。 ・周強 (1998年06月-2006年11月) -
第6世代 ・胡春華(2006年11月-2008年05月) -
第6世代 ・陸昊(2008年05月-) -
第6世代●上海閥とは? 
鄧小平は、1989年の天安門事件で失脚した趙紫陽に代わり、当時上海市長の江沢民を総書記に抜擢します。
天安門事件時の反民主化の長老達からの圧力をかわすため、まったく天安門事件に関係のない江沢民を、仕方なく総書記としました。当時、江沢民は中央に権力基盤がないため、上海市党委員会副書記の曽慶紅を呼びます。曽慶紅は、太子党(革命長老の二世)であり長老グループとの関係を円滑に処理できました。
また天安門事件の時は上海での混乱を未然に防いだ経験も持っていました。江沢民はその後5年間で、上海市のトップ呉邦国、黄菊等を呼び寄せ、「上海閥」を形成し、国家主席となり、中央での権力基盤を確立します。江沢民や曽慶紅は、軍での力も持ち、後の胡錦涛政権時にも軍は江沢民・曽慶紅を向いていました。
2002年、鄧小平が決めた任期もあり、江沢民は総書記を退き、2004年に中央軍事委員会主席を胡錦涛へ譲ります。
上海閥とロックフェラー(以下、副島隆彦氏 世界権力者・人物図鑑より)
江沢民、曽慶紅ら上海閥は、裏側で巨額の冨と私服を肥やすためには何でもする人達だ。裏で大きくアメリカのロックフェラー家の支援を受けてきたし、自分達自身が「石油党」でもあり、大きな資金を隠し持っているだろう。それゆえになかなか強力である。
石油党は曽慶紅が中心なりエネルギーを支配していきます。また彼らは、軍への影響力も強く、米・軍産複合体・D.ロックフェラー系との関係が強いと思われます。
胡錦涛時代、上海閥は力を弱めていきますが、豊富な資金力と太子党の力で巻き返しを図ります。
太子党とは?太子党とは、江沢民氏の周りに集まっている上海閥を中心とした共産党幹部実力者の子弟です
親の七光りで党の要職を占め、コネを生かして企業経営等に関わる階層です。曽慶紅(江沢民時代の副主席)や習近平(次期国家主席)は、その中でも実力者です。
太子党は地位も名誉も財産も持っており、その既得権益を守ることを第一とします
●団派と太子党との闘い団派と太子党が2012年の胡錦濤後の覇権をめぐって熾烈な争いを行いました。
先月18日に終了した第17期党中央委員会第5回全体会議(5中全会)で、胡錦濤の後任は、太子党の「習近平」になることが決まりました
具体的には、習近平が中央軍事委副主席になることが採択されました。中国共産党では軍の力が最も強く
今回、中央軍事委副主席になれば2012年には主席となり、党総書記・国家主席にもなるというストーリーです。
今回負けた団派は、次期首相として第5世代の「李克強」を据える方針です。
また、李克強は学生時代、小沢一郎宅に同居しており、2人は非常に親しい。
9月に起こった尖閣諸島問題も、この団派と太子党の闘いに日本が巻き込まれたと考えられます。
太子党が仕掛けて、中国国内世論を刺激し(演出し)、本来穏和な現政権に対して揺さぶりを掛け、党内人事を習近平優位に持っていったのでしょう。
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一つだけ、米国共和党・・・マジうざい!!
今回の北朝と韓国の戦闘モードもこのねじれが生んだ産物やろう。

ウルトラショート関連
















いいかげんに、底値圏を感じさせてきたウルトラショート面々の株価・・
思えば2008年金融危機の高値から、かなり下落してきたもんや・・・
下降する50日線が今のところレジスタンスとなるが、EEVに関しては上抜けを図る。
ドルインデクスの上げ転換に呼応する形で、新興市場は下落している
マーケット転換かしら???

アイルランド・・・・






アイルランドもギリギリいっぱい!!
S&Pによる情け容赦ない、格下げの連続^^;
アングロ銀を6段階格下げ、ジャンク級に-S&P
11月26日(ブルームバーグ):米格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、アイルランド政府が国有化したアングロ・アイリッシュ銀行の長期カウンターパーティー格付けを投機的等級(ジャンク級)に引き下げた。アイルランド政府による支援への懸念が理由。
アイルランドのソブリン格付けを「A」に2段階下げ-S&P(Update2
11月23日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はアイルランドの長期ソブリン格付けを「AA-」から「A」に2段階引き下げた。短期格付けは「A-1+」から「A-1」に修正した。同国の銀行救済で政府の借り入れニーズが高まることへの懸念が理由。
対するムーディーズ
アイルランド、数段階格下げも=米ムーディーズ
【ロンドン時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは22日公表した週報で、アイルランドの国債格付けに関して、数段階引き下げる可能性が高いとの見通しを示した。同社は10月、銀行システムの救済費用が拡大していることなどを理由に、アイルランド国債を引き下げ方向で見直すと発表している
格下げ検討の水準
視線は、ポルトガルかスペインに注がれる。
個人的には、フィッチの動向が気がかり。
アイルランドを1段階格下げ、見通しネガティブ-フィッチ(Update1
 10月6日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスはアイルランドの信用格付けを「A+」と、従来の「AA-」から1段階引き下げた。見通しは「ネガティブ」とし、一段の格下げの公算があることを示した。
  フィッチのアイルランド格付けは大手格付け会社の中で最低となった。フィッチは「異例でかつ予想以上の」銀行システム救済コストを格下げの理由に挙げた
フィッチの格下げを後追いで、S&Pが追いかける。
そして、フィッチの格下げは市場に影響しない?(笑)
ハンガリー格下げの可能性、年金計画の悪影響を懸念-フィッチ
11月26日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスは年末までにハンガリーの信用格付けを引き下げる可能性がある。同国政府が発表した民間年金基金を政府管理下に集約する計画が、財政の持続性に対して「悪影響」を与える可能性があるという。
想定しないところで落とす場合のターゲットはハンガリーですかね?

ちなみに、アイルランドの株価は底割れを防いでいる。。
スペイン死亡
ポルトガル死亡

スペイン、どーーーん!!!!




引用
スペインがどうやら、結構な額の負債を抱え込んでるようだ・・
歴史は繰り返す・・・
それは、なぜか・・・・・
人には寿命がある。
だけど、欲だけはいつ、どの時であっても共通なんだなぁ~
それはヨーロッパが発端だった。。。
以下、引用
大不況が世界に広まるきっかけとなったのは1931年5月11日オーストリアの大銀行クレジットアンシュタルト(Creditanstalt, 1855年ロスチャイルド男爵により設立)の破綻であったとされる。クレジットアンシュタルトは株価暴落に伴う信用収縮の中で突然閉鎖した。東欧諸国の輸出が激減し経常収支が赤字となり、旧オーストリア帝国領への融資が焦げ付いたこと、加えて政府による救済措置が適切に行われなかったことが破綻の原因となった。オーストリア向けの融資が焦げ付いた要因としては、3月の独オーストリア関税同盟の暴露に対するフランス経済制裁により、オーストリア経済が弱体化したことが致命的であった。
クレジットアンシュタルトの破綻を契機として、5月にドイツ第2位の大銀行・ダナート銀行(「ダルムシュテッター・ウント・ナティオナール」)が倒産し、7月13日にダナート銀行が閉鎖すると、大統領令でドイツの全銀行が8月5日まで閉鎖された。ドイツでは金融危機が起こり、結果多くの企業が倒産し、影響はドイツ国内にとどまらず東欧諸国、世界に及んだ。
当時の米国大統領、フーバーの「株価暴落は経済のしっぽであり、ファンダメンタルズが健全で生産活動がしっかり行われている(ので大丈夫)」という発言は末永く戒めとして記憶されることになった(当時の大経済学者アーヴィング・フィッシャーエール大学教授の所論でもあった)。
金本位制の元で、経済危機はそのまま経済の根幹を受け持つ正貨(金)の流出につながる。7月のドイツからの流出は10億マルクイギリスからの流出は3000万ポンドだった。さらに数千万ポンドを失ったイングランド銀行1931年9月11日金本位制を停止し、第1次世界大戦後の復興でやっと金本位制に復帰したばかりの各国に衝撃を与えた。イギリスは自国産業保護のため輸入関税を引き上げ、チープマネー政策を採用した。ポンド相場は$4.86から$3.49に引き下げられた。ブロック経済政策は世界中に波及し、第二次世界大戦の素地を作った。
特に1929年2月に金本位制に復帰したばかりの日本は色々な思惑から、世界経済混乱の中で正貨を流出させた(金解禁1930年1月から1931年12月10日まで)。この決定は「嵐の中で雨戸を開けた」と評され、昭和恐慌から太平洋戦争へ至る道筋を作ったと言われる。
(当時金価格は1トロイオンス$20.67、4.25スターリングポンドであった。戦後はニクソンショックまで1トロイオンスあたり$35の固定相場である。今1トロイオンスの地金は約8万円なので、$1億=現在金価値約4000億円相当と考えられる(2008年10月現在)。ただし、当時の経済規模を考えると10倍以上のインパクトがあったと思われる
結局、ヨーロッパが米国の不況の余波をもろに受けて自滅した。
ロスチャイルドがオーナーの銀行のドボンによって・・・
今回も、おんなじような流れです。

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