6月1日(ブルームバーグ):朝方の東京株式市場で一時、日経平均先物6月限に98万枚弱の大量の売り注文が出た。注文はその後、取り消されており、市場では誤発注を指摘する声も出ていた。
午前9時の取引開始直後に9690円に70万枚超、9700円に20万枚超の売り注文が膨らんだ。東洋証券デリバティブ・ディーリング室の中川祐治室長は、「180枚程度の同じ売り注文が機械的に何度も繰り返された。一部は約定したが、その後に取り消されたことを考えると誤発注とみられる」と述べた。
日経平均先物の最小売買単位は価格の1000倍で、9690円なら1枚が969万円。9690円と9700円に計98万枚近い売り注文が膨らんだことから、それらの注文代金は9兆5000億円程度と、東証1部時価総額の3%超に匹敵する金額となった。
三井住友アセットマネジメント国内株式アクティブグループの生永正則ヘッドは、「先物市場は朝方かなりの動揺を示した。取引所での発注や成約のスピード化が進んでいることで、こうしたリスクは今後もあり得る」とした上で、「米国でも5月6日の急落の原因がはっきりしないだけに、恐い」と言う。
大証は原因を把握
「売り注文数が一時98万枚弱に達したことは事実。原因は分かっているが、個別の事案に対して対外的に明らかにすることはない」としている。
東洋証の中川氏は、「こうした間違い注文が出るのは不安になる。大証は事実関係を説明して欲しい」と話していた。
午前9時の取引開始直後に9690円に70万枚超、9700円に20万枚超の売り注文が膨らんだ。東洋証券デリバティブ・ディーリング室の中川祐治室長は、「180枚程度の同じ売り注文が機械的に何度も繰り返された。一部は約定したが、その後に取り消されたことを考えると誤発注とみられる」と述べた。
日経平均先物の最小売買単位は価格の1000倍で、9690円なら1枚が969万円。9690円と9700円に計98万枚近い売り注文が膨らんだことから、それらの注文代金は9兆5000億円程度と、東証1部時価総額の3%超に匹敵する金額となった。
三井住友アセットマネジメント国内株式アクティブグループの生永正則ヘッドは、「先物市場は朝方かなりの動揺を示した。取引所での発注や成約のスピード化が進んでいることで、こうしたリスクは今後もあり得る」とした上で、「米国でも5月6日の急落の原因がはっきりしないだけに、恐い」と言う。
大証は原因を把握
「売り注文数が一時98万枚弱に達したことは事実。原因は分かっているが、個別の事案に対して対外的に明らかにすることはない」としている。
東洋証の中川氏は、「こうした間違い注文が出るのは不安になる。大証は事実関係を説明して欲しい」と話していた。
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事実を把握していながら、報道しないのはおかしすぎるでしょ?
相場環境がセンチになってる状況化で、ぼくら個人投資家は
情報不足の中戦ってるんですわ。
東証も開示まったくしなくなったけど、大証も同じじゃ
225の信頼性ゼロといわれてもしょうがないぜ!!
13時頃、ドイツから先物ご発注のアナウンス
トピックス 2010年
大阪証券取引所における誤発注について
2010.06.01
ドイツ証券株式会社代表取締役社長 デイビッド・ハットドイツ証券株式会社は、本日、大阪証券取引所の日経225 先物取引の取引開始時に、弊社発注システムの不具合により、実際の注文を上回る発注を行いました。弊社は直ちに取消し処理を行い、ポジションを解消しました。弊社では、現在原因究明に努めておりますが、今回の事態を真摯に受け止め、再発防止のために万全の対策を講じる所存です。市場参加者および関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
大阪証券取引所における誤発注について
2010.06.01
ドイツ証券株式会社代表取締役社長 デイビッド・ハットドイツ証券株式会社は、本日、大阪証券取引所の日経225 先物取引の取引開始時に、弊社発注システムの不具合により、実際の注文を上回る発注を行いました。弊社は直ちに取消し処理を行い、ポジションを解消しました。弊社では、現在原因究明に努めておりますが、今回の事態を真摯に受け止め、再発防止のために万全の対策を講じる所存です。市場参加者および関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
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