

金曜ユーロは大幅反発☆
◎欧州株式市場
欧州株式相場は上昇。ストックス欧州600指数は2008年9月以来の高水準を付けた。ギリシャ救済が近いとの観測が広がっているほか、米既存店売上高が予想を上回ったことで景気回復に対する楽観的な見方が強まった。
ギリシャの銀行株が高い。香水メーカー最大手、スイスのジボーダンは売上高の増加が好感され上昇。同国の製油会社ペトロプラス・ホールディングスは、今四半期の純現金収入がプラスになるとの見通しを発表したことに反応し、買い進まれた。
ストックス欧州600指数は前日比1.3%高の269.74で終了した。今週は0.8%上昇し、週間ベースで6週連続高と1年ぶりの長期上昇局面となった。
フォルティス・バンクの投資戦略責任者、ガイ・バーベルネ氏は「ギリシャをめぐる懸念が続いているものの、株式相場は引き続き好調だ。市場は問題が解決されると見込んでいるようだ」と指摘。「どのような形の支援を受けるか、国際通貨基金(IMF)の関与があるのかないのかということは大した問題ではない。ギリシャ問題を除けば、状況はかなり前向きだ。株価は上昇余地が多少残っているとみている」と述べた。
ギリシャの銀行最大手、ギリシャ国立銀行は8.1%高の13.78ユーロ。前日までの3日間で17%下げていた。同2位のEFGユーロバンクは7.2%高の6.11ユーロ。アルファ銀行は8%上げて6.60ユーロ。
ジボーダンは5.4%高の983.5スイス・フラン。終値ベースでは08年1月以来の高値となった。ペトロプラスは7.8%上昇の22.24フラン。
◎欧州債券市場
欧州債市場ではギリシャ国債相場が上昇。ギリシャ2年債の続落は7日でストップした。域内最悪の財政赤字を抱え資金調達に苦戦する同国が、救済パッケージを獲得する可能性があるとの観測が広がった。
格付け会社フィッチ・レーティングスが、ギリシャの外貨建ておよび自国通貨建ての長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBB-」と、投資格級の最低格付けに引き下げた後も、ギリシャ債は堅調に推移した。これは、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスが同国債に付与している格付けを下回る。フランスのサルコジ大統領はパリで記者団に対し、「支援計画は合意されており、われわれはギリシャを救済するためそれをいつでも実行に移す用意ができている」と語った。一方、ドイツ国債は下落した。
ウニクレディトの債券ストラテジスト、ルカ・カツラーニ氏(ミラノ在勤)は、「合意可能性のうわさがあり、それがギリシャ債の上昇を支えている主な理由だ」と指摘。「この計画が実体を伴い信頼できるものとなるかどうかは、完全に別問題だ」と述べた。
ロンドン時間午後4時2分現在、ギリシャ2年債利回りは前日比62ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の7.19%。今週は前日までに250bp余り上昇した。同国債(表面利率4.3%、2012年3月償還)価格は1.04ポイント上げて94.95。ギリシャ10年債利回りは18bp低下の7.19%。
◎英国債市場
英国債相場は下落。10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.05%。英2年債利回りは2bp上昇し、1.17%。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、英国債の今年のリターン(投資収益率)は0.8%。これに対し、ドイツ国債は2.9%、米国債は0.9%となっている。
英政府統計局(ONS)が発表した3月の英生産者物価は前月比0.9%上昇と、2008年5月以来の大幅な伸びを記録した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト15人の調査の中央値では、0.4%上昇が見込まれていた。
住宅調査会社アカダメトリクスによると、イングランドとウェールズの3月の平均住宅価格は前月比1.1%上昇した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=aGwKKnBfAwwE
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救済観測って・・・・
結局どうなってるんだろうね
合意したとかいろいろ言ってるけど。。。
とりあえず、ユーロは戻り売り範疇には変わらず。。。。。
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