【日米首脳会談】要旨 菅首相「一貫したサポートを感謝」 大統領「日本の防衛への決意、揺るぎない
【日米関係】
菅直人首相 中国やロシアとの関係でいろいろな問題があった中、一貫して米国が日本をサポートしてくれたことをうれしく思う。この地域の平和、安全のためには米国の存在、米軍のプレゼンスがより重要であるという認識を私自身も、多くの国民や近隣諸国も持った。ホストネーションサポート（接受国支援）について基本的方針の一致を見たことは大変良かった。
オバマ米大統領 日米関係を強化していこうという首相の行動、決断を高く評価している。日米同盟深化のため共同のビジョンを打ち出すことを考えたい。安全保障、経済、文化・人材交流の３つのビジョンをより深化させていくことも含め、近く協議を開始し、来年春に首相を米国に招待したい。日本の防衛に対する米国の決意は揺るぎない。
首相 来年に訪米するときには日米共同声明が幅広い形で出せるよう作業をスタートさせたい。
【普天間問題】
首相 米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題は、沖縄県知事選が終わった段階から改めて沖縄の皆さんとのコミュニケーションを図っていく。５月の日米合意をベースに最大の努力をしていきたい。
大統領 首相の取り組みを評価している。同盟基地の前方展開は日本の安全保障にとってだけでなく、極東アジアの安定と問題対処にとっても不可欠だ。これからリアラインメント（再編）のロードマップについて進展を遂げることを大きく期待している。
【対中関係】
大統領 中国が経済的に台頭していることを歓迎する。しかし、中国は国際社会の一員として国際的なルールの中で適切な役割と言動が重要だ。
首相 その通りだ。
【レアアース】
首相 レアアースの安定的な供給などについて協力をさらに進めていきたい。
両首脳 レアアースを含むクリーンエネルギー技術開発について政策対話を開始することで合意。
【経済連携】
首相 日本は大きく開国の方向に進んだ。環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）についてはそれぞれの国との間で協議を行いたい。米国とも情報収集などを含め協議したい。
大統領 日本がＴＰＰの道に入る可能性があることを歓迎する。緊密に協議すべきだ。
【国連改革】
大統領 日本は模範的な常任理事国になる資格を持つ国だ。
首相 安全保障理事会改革について日本をサポートしてくれていることについて感謝する。
【国際貢献】
首相 アフガニスタンの医療関係の協力について前向きに検討している。両国が果たすべき役割はいろいろなところに及んでいる。
大統領 国際的に日本が貢献しようとしていることについて報告を受けている。日米同盟は地域だけでなく世界にとって重要だ。
：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
あかん、うまくまとめられん（汗）
